ひたすのなかの島々

30代の独身男性が投資信託積立と貯金箱とαを綴る。最近は英語勉強記録になりつつあります。

2021年12月実施 ケンブリッジ英検FCE受験後感想

こんにちわ、ひたすです。

先日、今年2回目のFCEを受験してきました。

前回5月のFCE初受験でギリギリ160点(合格点が160点)で合格したので、今回は自分の英語力の進捗確認が主になります。

基本的には前回よりも点数が上がってくれることがありがたいですが、手応えなどを踏まて、勉強の主軸を検討するために挑んできました。

 

前回の2021年5月FCE受験感想

hitasu.hatenablog.com

 

結果

hitasu.hatenablog.com

 

さてそれは感想です。

 

【受験者】

前回は片手数えるくらいしかいませんでしたが、今回の会場はコロナが収まったということもあるのか、両手ではなんとか数えられないくらいの人数でした。つまるところ、10人以上20人未満くらい。

いくつか空席があったので、欠席者がいたようです。

今回も会場に中高生らしき方がおりましたが、基本的には社会人以上の方が多い印象です。

全体的に自分よりも年上の方が多い印象でした。

一人だけ、すっごい仕事も英語もできそうな商社マンっぽいダンディな男性がいたのが印象的でした。

 

【Reading, Use of English】

前回の経験から時間はPart5~7のReadingパートは45分取っておきましたが、完全に時間配分を失敗しました。。。

Part1~4はわりとスムーズに解けて、多分合格基準は突破したように思います。ただ、文法問題の同じ意味を考える問題はもう少し練習したほうが良さそうです。

ただ、このPart1~4で制限時間の1時間15分のうち、30分も使ってしまい、Part5以降苦しみました。。

毎度のことながら、Part5は非常に解きやすく、多分パーフェクトもしくはそれに近い正答率は確保した自信はある一方で、Part6~7は絶望的でした。

特にPart6は25分程度時間をかけたにもかかわらず、自信を持って回答できたものではなく、正答率は悲惨と推測されます。。

Part7は文章自体は簡単でしたが、残り10分という焦りもあって、結局流し読みでざっくりと回答を作ってしまった点は失策でした。

個人的には現時点では、

Part1~4 :20分

Part5:15分

Part6:20分

Part7:20分

とするのが最善策なように思えます。

 

Part6の文補充問題は、大学受験時の慶應法学部の入試問題でもかなり苦しめられ、全く正答率を挙げられなかった悔しい思い出もあり、未だに苦手。

また英検はさらさらと読めますが、流石にFCEはきついので、CAEに向けて速読トレーニングなどもしたほうが良さそうです。

 

【Listening】

前回B1水準だったリスニング。

今回も相変わらず、苦戦しましたが、少し希望の光も見えた展開。

Part1と3は前回同様 (・・? 的な感じでしたが、Part2と4で進展。

 

Part2は一回目の放送では前半部分はほとんど聞き取れず、途中で話が面白いのか、クスクスと笑う受験生も!!

で、ひたすさん、焦る!!

 

Part2は想定以上に長いリスニングになる事はわかっていたので、頭を切り替えて、全部聞き取ることは捨てて、

冷静になり、ディクテーションの問題がどのあたりで読まれるかアタリをつけて、対処する方法へと変更し、とりあえず一回目は概要理解と「固有名詞聞き取り」に集中。

 

その結果、いくつか項目を埋められて、2回目へ。

ケンブリッジ英検は当たり前のように引っ掛け問題をいくつか出してくるので、TOEICのように固有名詞=回答にはほぼなりません。。。

そのため、固有名詞を聞き取れてもその後、実はもっと重要な!みたいな展開がよくあるので、埋められた項目が間違えてないかチェックしてました。

Part2は最初の問題文読む時間で概要理解して、1回目のアナウンスでほぼ埋めて、2回目は不明点や回答のチェックというのがベストシナリオなんでしょうが、最初の1分間くらいですべて読む実力は私にはない。。

 

最終的には8割程度は埋められたので、前回よりは解けた感触です。

Part4はなぜか結構スムーズにフレームの流れは理解できて、結構正答率はいったような気がします。

前回が144点だったので、今回はもう少し取れそうな気もしますが、弱点であることは変わりないので、引き続きFCEの教材でリスニングリスニングリスニングです。

 

【Writing】

今回はPart2はReviewを選択。

前回はE-mailがありましたが、今回はなく、Letterでした。

英検で鍛えたこともあってか、わりとスパスパかけて15分くらい時間が余ってしまいました。

改めて思うとPart2は論理展開がちょっと崩れた気もしますし、かつディスコースマーカーはもう少し語彙力を増やしたほうがいいなぁと思ったり。。

それと、もう少し句動詞を英文に入れたほうがいいように思いました。

 

【Speaking】

今回は、なんとびっくり中高生の方との受験でした。。。

自分より20歳近くも年下の方との受験で不安でしたが、そんな不安はなんのその。

 

「圧倒的に綺麗な発音!」

「流暢に流れ出る英文!」

「そして、キレイな相槌表現」

 

もう、完全に負けました。。。

 

向こうが年下で、ペアでのトークセッションは相手からだと話しづらいと思って、こちから話題をふるように心がけましたが、

その振りにも、ど真ん中で返球する正確さでもう完敗でした(T_T)

 

ただ、前回と違って、この中学生はFCEの流れを完全に理解していたので、前回の受験時の方よりはるかに進めやすく、議論も盛り上がりました。

議論が盛り上がりすぎて、試験官から「ストップ」もかかるほど。。。

 

試験後に会場を出たあと、軽く立ち話をした際には小さい頃に海外に住んでいたとのことで、まぁ帰国子女なわけです。。そりゃぁ、どうりで。。。

 

試験に勝って、

勝負には負けたとはこのこと!

 

 

ちなみに、今回の会場、Speakingの待ち時間で、誰も会話をしないのが印象的でした。

 

時間があれば事前にペアの方と簡単に英語で自己紹介とかしたりして、緊張をほぐす事が多いと聞きますが、今回は誰も話さず(前回の会場では話しました)。

 

前述の商社マンっぽいダンディな男性は話したそうに周りを見渡してましたが、誰もそういう感じでもなく、、(私は話したかったのですが、順番が早く声をかけれず)

多分、このダンディ氏はめっちゃうまいと思います。。

オーラが本物。。。

 

 

 

【総評】

Use of English:多分突破した気がする。

Reading:ボーダーか、B1 いけるかくらいな気がする。

Writing:前回よりも下がったかもしれない。

Speaking:前回よりもUPしたと思う。

 

【今後の課題】

今回も前回同様私の居住地からは随分と離れた場所での開催だったので、前泊が必須でした。ただ、たまたまいつもオンラインで受験している講師の方が仕事でその地域に来ており、前日に2時間位英語でトークできたこともあり、前ほど緊張せずに受験ができました。

この講師の方とはカフェで話をしていましたが、ちょっとハプニングもあり、、そのハプニングはまたの機会に。。。

 

ちなみに、その講師の方と話していたら、

「ひたすはもう来年はCAEを受けたほうがいい。」

と断言されてしまいました。

CAEを目指しにしても、テスト形式はFCEと変わらないため、対策はいつもどおりなんですが、今まで以上の語彙の使用力向上、精読×速読の両立が求められているのは明白。。

 

Readingは英文解釈クラシックをさっさと終わらせたあとは、英文解釈教室でもやったほうがいいかもしれないような気もしてます。もしくは速読の練習か。。。

その一方でFCEがB2クラスにないリスニングはまだまだ強化が必須なので、そこが最重要ではあるのですが。。文法も蔑ろにするわけにはいかないし(T_T)

 

英検1級対策で語彙とWriting、Speakingは鍛えられますが、英検1級より難度の高いReadingとListeningはケンブリッジ対策続行でしょうかね。

 

 

とりあえず、現状の課題が見つかったので、少しずつ弱点を潰して対応するようにしていきたいと思います。