ひたすのなかの島々

30代の独身男性が投資信託積立と貯金箱とαを綴る。最近は英語勉強記録になりつつあります。

Zenith Omen

皆さんはパートナーとの愛に耽っているだろうか。

それが享楽的であるか、義務的であるか、

そんなものをここでは一切論じるつもりはない。

 

大事なのは、そう、

お互いを

 

Zenith

 

という境地まで達させることができるか、その一点に限るのである。

 

これは、物言わぬ同胞たちとZenithを分かち合った一人の漢の物語。

 

 

 

 

 

古今東西、生きとし生けるものがこのアースに降り立ったその日から、

我々は昆虫・植物・動物その他単細胞生物まで、

まさに熾烈な生存競争の場に直面しているのだ!

 

ホモ・サピエンス、そう人間にとって、

Zenithはまさに古来よりの娯楽、

そして、

種の繁栄と存続に至るための絶対条件!

 

 

それは、他の生き物にとっても例外ではない。

 

 

 

各種の繁栄を支えるZenith、だがしかし、これは異なる生物間ではその快楽の本質は理解し合えないものと言われている。

 

他種のZenithを理解することは本質的には同種間で忌避される事が多い。

 

 

しかし、ひたすは考えたのだ。

 

 

 

「異種のZenithを感じ、理解することは、この弱肉強食の世界で他者を理解する一つの解となりうるのではないか!?」

 

 

 

 

 

ひたすは、悶々とした。苦悩した。

 

 

Zenithを言語化し、理解できても、それは他種のZenithを肉体的に理解することには繋がらない。

 

Zenithを端的に表す言葉は無数にあるが、

Zenithを理解することは本質的に難しい。

 

 

 

机上の空論は、いつまで経っても机上なのだ。

 

 

そう、やはりここは実践だ!!!

実践あるのみなのだ!!!!

 

 

とある5月の新緑の中、ひたすはとあるエリアに登山に来ていた。

登山といえど、木々は何も語らない。

そこに佇むことが、苛立ちなのか、憎しみなのか、はたまたZenithなのか。

 

今回の調査も不発に終わった、

そう思っていた矢先だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

感じるのだ、、

そう、あれは池袋の北口周辺、

 

いや、

 

終電終わりの渋谷駅、長蛇のタクシー列とそれを素通りする恋人繋ぎの二人、、

 

 

帰宅帰りの山手線で、仲良く手を繋いで鶯谷駅で降りるカップルを見つめるリーマンたち、

 

そう、言葉では言い表せない、あの雰囲気。

まさに予兆とも言える、あの香り。

 

これは・・・・

 

 

 

 

Zenith Omen!!!!

 

 

 

 

ひたすは急いだ。

Zenithは一瞬だ。

しかし、Zenith Omenはさざなみのように段々と連なり、

その後、最大にして一瞬のZenithが来る。

 

 

逃してはならない、このZenithを。

理解するのだ、我がジ・アースの平和のために。

 

 

 

到着したのは、なんてことはない公園だった。

昼下がりのパーク。何の変哲もないパークさ。

 

しかし、

Zenith Omenはまだまだ鳴り響く。

 

 

Omenに導かれ、俺は探した、

 

におい、感触、音、その全てを5感で感じ、きたるべきZenithを第6感で感じつつ、

 

 

そして、発見した。

 

俺にはこいつがもうすでに、

いや、最初からZenith Omenではなく、Zenithであることを強く理解した。

 

 

ドヴァドヴァだぜ!!!!

 

 

 

彼女(いや彼かもしれないが)の周りには圧倒的なZenithの空気、

そう、強いて言うなら

Zenithphere

なるものが取り巻く。

 

 

俺は悟った、

彼女、いや彼かもしれないが、こいつは、求めているかもしれない。

俺の手技を!!!!

 

 

こいつから流れ落ちる圧倒的ウォーターを前に、俺は差し伸べる!!!

まるで繊細なシルクでも触るかのように。

 

しかし、

高まるZenithphere!

 

 

始まるのだ!!

今ここに、圧倒的な暴力とは反対の!

Zenith を志向する性戦が!!

 

 

うぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉ!!!!!!!

 

\ヴァヴァッジョボァァヴァヴァヴヴァ!/

 

 

どうだ!!!どうだ!!!これが!?

これがいいのか!?

Zenithを感じているか!??

 

すごい!!すごいぞこいつ!!!

ダムの放水のように、ただひたすらにZenithが!!

Zenithが襲ってくる!!!!

俺の手が、Zenithに!!!

スゴイスゴイゾォォォォォ!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

短い時間、そう刹那の一瞬であったはずが、全てが長い。

感覚・思考・動作すべてが遅くなる。

これは、もう我々ホモ・サピエンスが感じる時間ではない。

 

多分これは、Wood Time

木々が感じる時間の感覚なのだ。

 

すべてがゆっくりと穏やかに、だがしかし、地中から栄養をしっかりと吸い上げるかのような着実に高められるパワー。

 

蕾を開花させるときのいっときのZenith、さらに花弁に群がる虫たちの悪戯、そして、訪れる生物すべての種の繁栄という最絶頂のZenith

 

彼らの一生がこの聖戦を通じて伝わる!

手を通して、感じる!!

この頭の中に!

流入してくる!!!

 

 

 

 

 

 

 

ひたす

「うぅ、ううううすごいぞ、

これは、、

これは・・・・

 

まさにZenith!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はついに物言わぬ同胞たちと、Zenithを通じてわかりあえた。

だがしかし、その代償はあまりにも大きい。

 

彼らは長ければ数千年生きるのだ。ホモ・サピエンスの理解の理を超えている。

 

彼らの数秒は、我々の数十年なのだろう、

俺の脳は、安らかにその圧倒的なZenithのフローに、安らかに解けていった。。。

 

 

俺も大地に帰る、そして、木々と一つになり、あの安らかであるが、激しいZenithの礎となり、

我が母なるジ・アースの一部となるのだろう。。。

ひとつだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[補足]

久々のネタ記事です。

昨年、富山に登山に行った際に、たまたまこのニュースをテレビでやっているのを見て、時間もあったので行ってみました。

ほんとドヴァヴァッヴァヴァヴァヴァヴァヴァッヴァヴァヴァってでてました。

いや、サァーーーーーーっって感じかもしれないです。

 

正直、ホモ・サピエンスがこんなZenithしてたら、多分脱水症状で死にますね。

観光客もとい、地元の人もほとんど皆無でしたが、木から水がでているだけなので、普通に5分くらいでさっと見終わりました。

 

ちなみに、これ、地下に水道管があって、そこから漏水して、それが木の空洞を伝わって、漏水しているだけです。別にZenithとかではないかと。

帰宅してから知ったのですが、全国の中継でも取り上げられていたようです。

www.youtube.com

 

 

 

 

昨年の話なんですが、ダラダラとしていたら、書きそびれてしまいました。

多分、

「お前、性戦っていいたかっただけだろ」

とか

「どうせ1級の単語集でZenithとかOmenとか習ったんだろ」

とか言われそうですが、

否定はしないです。