ひたすのなかの島々

30代の独身男性が投資信託積立と貯金箱とαを綴る。最近は英語勉強記録になりつつあります。

おっかさん、同居へ。

こんにちわ、ひたすです。

GWに色々ありまして、現在、おっかさんと同居しております。

 

 まぁ、私の実家は北の大地で自営業やっているのだが、私含めて兄弟全員が北の大地を脱出していて、誰も家業を継ぐ人はいないわけである。

 

そんななかで、おっかさんはこの数年間ずっと言い続けている。

 

「60歳過ぎてまで、体を酷使して働きたくないでござる」

「一生懸命死ぬまで働きたくないでござる!!」

 

 

ついでに、父親も年齢を重ねても、頑固な性格が緩和されるどころか、年々偏屈になってきているらしい。

確かに、この電子化の波でいろんなものがスマホなしでやっていけない時代になりつつなるなかで、

 

スマホ使えない人たちができないようにさせるなんてひどいサービスだ!」

 

とかいって怒鳴って、役場とか公共交通機関の人と喧嘩するくらいな父親である。

まじで言っているので笑えない。

東京にきてもSuicaPASMOすら使わず、

きっぷで頑張るのである。

ぶっちゃけ、父親の周りの環境は「昭和50年代」で止まっていると思われる。

 

Youtubeとか見てスマホの使い方を頑張って覚えようとするおっかさんとは対象的である。

 

 

 

そんなこんなで、我がおっかさんは一昨年頃から東京にちょこちょこきていたのだが、

ついに今年中に離婚するらしい。

 

で、東京にいる兄弟は世帯持ちや、性格的に折り合いが悪いやらで、

結局、独身の私のもとに身を寄せることになったのである。

 

 

私の社宅は田舎だけあって世帯で住めるくらい広いので、

おっかさんの同居を会社に聞いてみたところ

「ええよべつに」

とのこと。

 

私自身もおっかさんと性格的に似ているので、

そんなこんなで、同居生活が始まったわけである。

一応、住居費や生活費は7割私持ち、3割くらいはおっかさんに出してもらい、食事や掃除等も可能な限りお願いすることになった。

おっかさんいわく、父親からは生活費は送られないそうで、いずれ離婚するので、その後も考えてアルバイトを始めるらしい。

 

といっても、おっかさんもいずれ私に結婚してほしいと思っているようで、

私が結婚するタイミングまでにバイトしながら貯金して、一定程度貯金が蓄えられたら出ていくそう。

まぁ、それまでに東京にいる兄弟に子供ができたりしたら、そちらに転居するかもしれないがとかいっておられる。

 

私も大学含めて場所を転々としているほうだが、多分おっかさん譲りなのは言うまでもない。

 

 

ちなみに社会人になってから、毎月ほそぼそと世話になったおっかさんに毎月数千円ずつ仕送りをし、投資信託を積み立てるよう促し、毎年昇給するたびに1000円ずつ毎月の仕送り額を増やしてきて、今年中にトータル50万円は超えそうな勢いになってきている。

この仕送り、おっかさんは全く手を付けるつもりはないようで、私としてもおっかさんが75歳位までに最低300万円くらいまでは増やして上げたいと思っているところ。

 

 

ちなみに、兄弟全員おっかさんの心配はしておらず、

むしろ、この状態でも偏屈が改善しない父親の将来を案じていながらも、匙を投げるしかない兄弟なのである。

 

 

そして、兄弟はみな一様に言う。

 

「ひたすさぁ、おっかさんと同居したら、いよいよ結婚できないだろ」

 

 

 

わかる、わかるよ。