ひたすのなかの島々

30代の独身男性が投資信託積立と貯金箱とαを綴る。最近は英語勉強記録になりつつあります。

多読:White Death(Oxford University Press Stage1)ーギギギ、これはただのビタミン剤じゃ・・・ー

こんにちわ、ひたすです。

今借りている400 Headwordsの多読本があと一冊くらいなので、それを読み終えたら、次のStage2の700Headwordsに入る予定です。

 

そして、今回読んだ本はこれ。

美しい女性が表紙のこの本。

 

White Death Level 1 Oxford Bookworms Library (English Edition)
 

 

 

タイトル:White Death

難易度:Stage1、400 headwords

CEFR:A1~A2

語数:6,600語

おすすめ度:3

(おすすめ度は最低1~最高5で評価)

 

 

【以下、ネタバレ含む】

 

Sarahはイギリスの病院で働く医師の母を持つキャピキャピの20代女性だ!

そんな彼女は同じイギリス人のボーイフレンドと旅行に出かけたはずが、なぜか、中東の某国を出国しようとした際に、かばんからヘロインが入った歯磨き粉チューブが見つかり、逮捕されてしまう!!

 

しかも、同時に一緒に出国しようとして捕まったのは、イギリス人のボーイフレンドではなく、現地のイケメンな中東系の青年だったのだ!!!

 

なんとSarahはイギリス人のボーイフレンドと旅先で別れて、中東系イケメン青年と付き合い始めていたのだ!!!

 

某国ではヘロインの取引は死刑!!

 

そんな事実を知った、母で医師のAnnnaはSarahの救出に奮闘するのだ!!!

 

って感じの話。

 

 

実際、途中までは、

イケメンな中東系青年が金持ちでお坊ちゃん的な記載をしているので、こいつが悪役!みたいな雰囲気がある。

パトカーと事故起こしてもお金で解決したとか書いてあるww

 

思ったね、こいつは中東系青年が悪いやつで、途中から現れたイギリス人のボーイフレンドが奇跡の活躍をして、Sarahは真の愛に目覚める的な。

 

 

 

しかし、この元カレ、登場時からどうにもおかしい。

 

常に言動が意味不明。

はっきりいって、400Headwordsで書かれていても、意味不明な言動だというのがよく理解できる。

※実際、ここの挙動不審っぷりの言動の書き方は「ひえー英語だとこういうふうに書くんか!」って感心した。

 

しかも、小刻みに常に震えている。

 

 

真犯人こいつじゃねーか!!!!

もうこういった描写が読み進めて、元カレ登場時から書かれている始末。

 

 

それで、Annnaは「この元カレくっそ怪しい!!」といって独自で捜査を開始する展開。しかもSarahの取り調べをしたと思われる刑事も「違和感」を感じているらしい。

 

 

元カレ「ギギギ、これはヘロインじゃない、、ただのビタミン剤じゃ!!!」

 

って展開で元カレが真の黒幕で、

 

「Sarahに振られたショックで、こいつを殺してやろうと思って、ヘロインのチューブをSarahのバッグに忍ばせて、ヘロイン密輸は死刑という法律で殺そうとした」というのが結論。

 

しかも、それを聞いた取り調べをした刑事がこういうのだ、

 

刑事「俺も振られたことはある。NTRは辛いし、おれは怒ったね。でも殺そうとは思わない。」

 

 

そらそーだろ!!!何当たり前のことを当たり前に言ってるのか!!!

 

 

しかも、このSarahという女性、あろうことか結婚もせず、中東系イケメン青年の子供を身ごもっているのである。異国で。

 

でAnnnaとかもこういうのだ!!!

 

「子供ができたのね。。ならば、死刑にはならないわ!!」

 

・・・もうさ、茶番すぎるだろ!!!!

 

Annnaさんさぁ、仮にも医師なんだから、こういう娘にもしっかり教育してやれよ!!!!!

 

デキ婚が悪い云々の前に、「おっ!子供で来てたんなら死刑にならないね!やったやん!!」みたいな展開はどうかと思うのだ。

いやいや。。。。

 

 

ちなみに、White Deathとは、ヘロインを使って死ぬことを指すらしい。

その詳細な意味は文中で記されているので、見てもらいたい。

 

現在のトータル語数:113,496語

 

 

はだしのゲン① (中公文庫コミック版)

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